ある日突然、有名人が田舎の食堂に現れ、地元の人にいきなり相席をお願いするという行き当たりばったりの旅を、“田舎出身&ロケマスター芸人”の千鳥がスタジオでツッコミながら見守る“芸能人と地元民のガチ交流バラエティー”。千鳥はVTR中に気になるところがあれば、2人の目の前にある“待てぃボタン”を押してVTRを止め、自由に突っ込んでいく。
誰が、どこに行くのか、千鳥には何も知らされないまま、ロケVTRはスタート。今回、旅人が向かうのは南国・沖縄。本島の中ほどにあり、“珊瑚の島”という意味をもつうるま市だ。青い空とエメラルドグリーンの海を前に、尼神インターの渚が映るやいなや、すかさず“待てぃボタン”を押す2人。「渚のピンのロケは見たことない。ヤンキーも残ってるし」と、心配する大悟に対し、ノブは「南国なら水着美女でもいいんじゃ」と、残念がる!?渚の相席旅は、本島から延びた約5キロの海中道路の先にある4つの島巡り。まずは、一番端にある伊計島へ。「ビーチ食堂」という名の食堂を見つけて入ってみると、目の前は一面、白い砂浜とキラキラ光るエメラルドグリーンの海!その絶景には渚も「すごいキレイ!」と、一気にテンションが上がる!早速、ビーチで沖縄そばを手に男性と初めての相席成立!男性によれば、「このビーチはあまり海には行かない地元の人たちでも来る」という。絶景のビーチにテンションアゲアゲの渚は、後ろ髪を引かれつつも、次の島へ向かう。
一方、もう一人の旅人が向かったのは北海道の猿払村。日本で一番北にある村で、オホーツク海と広大な草原が広がる北の大地だ。この地で相席をお願いするのは、なんと、長州力!その巨体が見えた途端、“待てぃボタン”を強く押す2人。「この人、1人の時は外国人と一緒よ!」「1人ロケは無理でしょ!」と驚くものの、「ある意味、すごく楽しみ」と、期待も覗かせる。5月までは雪が残る猿払村。気温5度にもかかわらず、半袖姿の長州。地元の方々に教えてもらった「道の駅」を訪ね、食堂で猿払産のそば粉を使ったおそばを注文する。早速、女性の2人組を見つけ、相席をお願いすると、恐る恐る承諾してくれる2人。だが、「これは相席じゃない!怯えてるから!」と突っ込む大悟。案の定、会話が続かず、気まずい空気が流れる…。すると、相席史上初の最悪の事態に発展!千鳥が大爆笑する想定外の事態とは!?
うるま市の渚は、4島の中で一番南にある浜比嘉島へ。もずくのお店を見つけて入ってみると、浜比嘉島が日本最大のもずくの産地だと知る。今が旬だというもずくの水揚げ作業を見学し、漁師さんからもらった取れたてのもずくを試食。さらに、もずく料理のコンテストで優勝したというもずくコロッケも味わう。そして、浜比嘉島のパワースポットに行くという女性2人組と相席成立。そんな2人に渚は自らの恋愛を語り出し…。
猿払村の「道の駅」で、ソフトクリームを片手に次の相席相手を探す長州。お母さんと娘さんたちが座る席で話を聞くと、猿払村はホタテ漁が盛んで、ホタテの水揚げ量は日本一だと聞く。ホタテのことをもっと知りたくなった長州は、地元の漁師さんの案内で“ホタテ御殿”の並ぶ通りへ。というのは、猿払村のホタテ漁師さんの一人当たりの水揚げ高は年間およそ4000万円!2017年度の全国市町村所得ランキングで猿払村は堂々の第3位にランクインしているのだ。だが、地元の方の説明では、かつては日本一貧乏な村だったという。それが、日本一裕福な村になった理由とは!?そんなホタテ漁師さんの家の庭先で遊ぶ子どもたちを発見。子どもたちのおままごとのテーブルに「相席していい?」と、愛らしく話しかける長州に、思わず大悟も「相席してあげて~」と祈る。そんな願いが届いたのか、「いいよー」と迎えてくれる子どもたち。だが、ホタテ漁師のお父さんからいただいたホタテの貝柱を食べた長州は、あまりの美味しさに感激し、衝撃の感想を口にしてしまう!千鳥も即行で“待てぃボタン”を押し、「なんなん、これ~」と、ひっくり返るほどの恐ろしい一言とは…!
次週の後編では、長州と渚が地元の人たちとどんなふれあいを見せるのか!?