EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 ラレコ
4月
~5月
パク・トンハ
戎本みろ
5月 白井貴子
5月 北澤肯
5月
~6月
中島まゆみ
6月 杉浦邦俊
6月
~7月
伊藤遊
7月 高津玉枝
7月
~8月
高木俊太
村上由里子
8月 石川雅之
8月 大野由紀恵
9月 藤田志穂
9月 宮腰義仁
10月 時東ぁみ
10月 森摂
11月 竹宮惠子
11月 槇原敬之
11月
~12月
冨田勲
12月 上岡裕
12月 川端由美
12月 2008年を
振り返って
1月 赤塚りえ子
1月 中島まゆみ
1月 箕輪弥生
2月 イェンス・イェンセン
2月 武田双雲
3月 郷慎久朗
3月 椎名法子
3月
~4月
森摂
11月15日ゲスト:槇原敬之さん

槇原敬之1  手塚「槇原さんとはデビューして間もない頃に初めてお会いしましたね」槇原「そうですね、まだ若さが残ってる頃でしたねぇ(笑)」手塚「私が出版した『こころにアトム』の中でもアトムについてのインタビューを掲載させていただきました。ちょうど槇原さんとアトムの話をしていてこういうことになりました」槇原「ちょうど僕らの世代は、ものとしての可愛さ、絵としての可愛さに惹かれるところがありました」

 手塚「槇原さんが最初に触れた手塚作品は?」槇原「たぶん『アトム』からみてたと思います。でも、興味を持ってみていたのは『不思議なメルモ』です」手塚「テレビアニメですね」槇原「もう斬新だったですね。その前に『リボンの騎士』を、音楽をすごく覚えています、テーマ曲を。すごくしゃれてますよね。昔のアニメは上質な音楽が使われていて、しかも惜しみもなく、フルオーケストラじゃないですか、『ジャングル大帝』とか。あれは大きく影響しています、未だに」手塚「どちらも冨田勲先生ですね」槇原「え、冨田勲さんなんだ。しかもシンセじゃないんですね。素晴らしい、未だにあそこまですごいのはないんじゃないですか。スケール感もさることながら、品がありますよ」


槇原敬之2 槇原「(手塚さんは)興味の振り幅が面白い方だなと思っています。未来を描いているものもあれば、ドキュメンタリーや妖怪だったり。それみていると一つのテーマが見えてきます。僕もずっとやってきてっだんだんじぶんが歌いたいものが決まってきました。そうすると今度それをどう見せていくか、どう聞かせるかと言うことにすごく興味があります」手塚「槇原さんのアルバムを昔から通して聴くと、何か核が決まっていらっしゃるのかなと感じました。それをいろいろな形で表現されていますよね。手塚も命、生きるというテーマがあって、それをいろいろ表現で描いています。槇原さんにもそういうイメージがありますが」槇原「最終的にそうなりました。僕は手塚治虫さんはアーティストだと思っています。アートを辞書で調べたら、“発信したものを相手の他人が受け取ってそこで生じる精神的な化学反応”と書いてありました。そういう意味で手塚治虫さんは僕にとってアーティストなのです」

 手塚「槇原さんのニューアルバム『Personal Soundtracks』の中にうちの先生の魂が入ってるなと感じた曲があります。それは『Taking The Central Course』」槇原「嬉しいですねぇ」

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11月22日 ゲスト:槇原敬之さん

槇原敬之3 手塚「今週はニューアルバム『Personal Soundtracks』についてお聞かせください。16枚目になるのですね、このアルバムのタイトルにはどんな思いが込められているのですか?」槇原「僕、アルバムタイトルを付けるのはめんどくさくて...。出来れば番号いいなと思って。今回16枚目だから『槇原敬之16番』の方が(笑)でも原点回帰をしてみようと思って...。最近ダウンロードが流行っているじゃないですか。昔はA面はこういう形、B面はこういう流れが気持ちいいとか。それがCDになって、1から10の流れになって...。ある日突然それが無意味になりました。それでアルバム10曲続けて作ると言うことではなく、1曲1曲でいいんだと感じて、肩の荷が下りました。それで聞いてくれる人が人生という映画の中に僕の曲を1曲でも使ってほしいという願いを込めてこのタイトルにしました」手塚「私は『Firefly~僕は生きていく』この曲が私の今に沿った曲かなと思っています」


槇原敬之4 手塚「この曲を聴いたときに、父を亡くした時を思い出しました。落ち込んでなんのために手塚治虫の娘として生きればいいんだと思いました。それがこの曲にあるように“誰かのために生きていける”と言う、聴いて涙が出てきました」槇原「嬉しいですね。何か人と関わっていくことですよね。楽しいこと辛いことは電池のプラスとマイナスなんでしょう。どちらも必要なんですね」

 手塚「久しぶりにコンサートを行うのですね、10年ぶりのクリスマスコンサート! タイトルが『Noriyuki Makihara Christmas Concert'08 ~PLAY for PRAY~』」槇原「日本人的には後文化なのですが、本質としては“今日はみんなといられて幸せだね”という日だと思うんです」手塚「誰かのためを考える日ですね」槇原「そう言うことも含めてお祝いしましょうと10年前から『PLAY for PRAY』なんです」手塚「来年はコンサートツアーがありますね」槇原「3年ぶりなんです(笑)ひどいでしょ、しかももっとひどいのは僕自身は3年も空いた気がしていないと言うことです(笑)大変お待たせしましたという感じなんです...」


竹宮惠子さん 冨田勲さん

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