手塚「今週は国や企業が主催しているそれぞれのパビリオンがどのような展示をおこなっているのか、注目を集めているパビリオンをいくつか御紹介し、それぞれの担当者のインタビューをお送りします。最初にご紹介するのはロボット・ステーションです。ここは、独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構が主催するパビリオンです。 新エネルギー・産業技術開発機構 (NEDO) の阿部一也さんにお話をうかがいます。こちらではどのようなロボットが見られるのですか?」阿部「2つのタイプのロボットが見られます。1つは5年後に実用化を目指しているお掃除、警備、チャイルドケア、車いすなど5分野のロボット。15年後に実用化を目指している、プロトタイプロボットです」
手塚「今回の万博に出展した目的は?」阿部「人が沢山いる過酷な場でどうロボットが動くのかというデータをとって、実用化の指針にすると言うことです」手塚「NEDOが考える日本のロボットのあり方をお聞かせください」阿部「これまでは産業用ロボットのように人と接することがありませんでした。しかし今後は人の社会にドンドンロボットが入っていくと思います。そして大手の企業だけではなく広く技術を提供するというのが我々の課題だと思っています」 |