EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 福岡 司
4月 坂本美雨
5月

鈴木幸一

5月 小野田淳乙
5月 石古暢良
6月 渡辺正行
6月 中村 透
7月 宮脇 昭
8月 羽仁カンタ
8月 鈴木祐美子、北本忍
8月 矢島 稔
9月 鈴木祐美子、北本忍
9月 原田麻里子
9月 上岡 裕
9月 森谷秀樹
10月 櫻田 厚
10〜
11月
矢野恭弘
11月 ECO & MUSIC
11月 山崎伸治
12月 疋田 智
12月 小林武史
12月 この1年を振り返って
1月 田中 優
1月 藤崎達也
1月 インドラ・グルン
1月 土居健太郎
2月 金子竜太郎
2月 里中満智子
2月 鮎川ゆりか
3月 青木一夫
3月 桐田哲雄
3月 愛・地球博1
湯本哲哉
3月 愛・地球博2
3月27日:愛・地球博2

阿部一也 手塚「今週は国や企業が主催しているそれぞれのパビリオンがどのような展示をおこなっているのか、注目を集めているパビリオンをいくつか御紹介し、それぞれの担当者のインタビューをお送りします。最初にご紹介するのはロボット・ステーションです。ここは、独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構が主催するパビリオンです。 新エネルギー・産業技術開発機構 (NEDO) の阿部一也さんにお話をうかがいます。こちらではどのようなロボットが見られるのですか?」阿部「2つのタイプのロボットが見られます。1つは5年後に実用化を目指しているお掃除、警備、チャイルドケア、車いすなど5分野のロボット。15年後に実用化を目指している、プロトタイプロボットです」

 手塚「今回の万博に出展した目的は?」阿部「人が沢山いる過酷な場でどうロボットが動くのかというデータをとって、実用化の指針にすると言うことです」手塚「NEDOが考える日本のロボットのあり方をお聞かせください」阿部「これまでは産業用ロボットのように人と接することがありませんでした。しかし今後は人の社会にドンドンロボットが入っていくと思います。そして大手の企業だけではなく広く技術を提供するというのが我々の課題だと思っています」

NEDOお掃除ロボット
手塚とロボット1 手塚とロボット2

 手塚「次にご紹介するのは、映画監督の押井守さんが総合演出を担当されたテーマシアター“めざめの方舟”です。これは、7つの企業による共同パビリオン“夢みる山”の中に作られたシアターで、50インチのプラズマテレビを床に96台敷き詰めて作られた大画面が話題になっています。この企画を立ち上げた、中日新聞万博プロジェクト室の岡村徹也さんにお話をうかがいます」岡村「まず床面がすべて映像になっています。それは映像が環境自身になった現代で、あえてその映像中に人を立たせてみる、映像の中に溶け込ませるということで作りました。このシアターの特徴は、ストーリーが無いと言うことです。ストーリーは訪れた方が自分で作るんです。ですからここにいらしたら心を解放して、自分の感受性を高めて見て頂ければ、見終わった時に何かが変わっていると思います。それがこのシアターのタイトルにもなっている“目覚め”環境への目覚めにつながると思います」
荻山久雄1 手塚「愛知万博の重要なテーマのひとつに“循環型社会の実現”があります。それを運営していく試みのひとつが万博会場で発生するゴミを電気に変えるという試みです。このプロジェクトに挑戦している、独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構の荻山久雄さんにお話をうかがいます。一般の方がこの発電プラントを見学したいと思ったら、どのような手続きをすればいいのですか?」荻山「1日5回、プラントを見学するツアーがあります。予約者のみ1日200人です」手塚「万博が終わったあとこの施設はどうなるのですか?」荻山「万博は半年という短いものなので、会期後中部りんくう都市に移設をして約2年運転をします。そしてそれらの結果を合わせて、将来小さな地元の発電所の普及に役立てたいと思っています」
荻山久雄2

日本館1 手塚「最後に、紹介するパビリオンは、長久手日本館(にっぽんかん)です。このパビリオンは、全体を竹でつくられたケージで覆われていて、外から見ると、竹で作られた鳥の巣のような形をしています。未来の建築物は、どこまで省エネルギーが可能なのか?というテーマをまるで「打ち水」のような冷却効果を生み出す屋根など、昔から日本に伝わる技術や知恵と、土に返るプラスティックなどの新素材、新技術と融合で実現しようという意欲的な試みで作られたユニークな建物になっています。クリエイティブ統括ディレクターの彦坂裕さんにお話をうかがいました」彦坂「外観は繭や蛹のような生命体をイメージしています。これは二重皮膜といいまして、外にすかしの構造があって、中に本体の建物があります。外の素材は真竹を2万3千本使っています。見所の1つ目は中にはいって頂くと、建物と竹のかごの中間の空間があります。ここはとても気持ちのいい空間です。2つ目は夜景が面白い。竹のかごにホタルがとまっているようなそんな感じです」
日本館2

愛・地球博1 湯本哲哉さん 大平貴之さん

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