手塚「黒沢楽器店はマーティンギターの日本における総代理店です。そのマーティンギターが行っている森林保護を意識したギター作りについてお話を伺っていきます。まずマーティンがどういうギターメーカーなのかお教えください」福岡「普通のフォークギターを一番最初に作ったメーカーと思っていただければ分かりやすいですね」手塚「と言うことは老舗中の老舗ですね」福岡「1833年に最初にギターの原型を作り、その後色々なメーカーさんが真似して作ったんです」
手塚「マーティンのギターを愛用しているミュージシャンは?」福岡「分かりやすい方ではエリック・クラプトンさん、ポール・マッカートニーさん、ポール・サイモンさんなどです。国内では南こうせつさん、吉田拓郎さん、森山良子さん、ミスター・チルドレン、スピッツなどが愛用しています」手塚「色々なフォークギターがある中でマーティンを選ぶ魅力、ここが違うと言う所は?」福岡「あまり物がなかった時代は良いものがきちんと存在していて、分かりやすかったんです。でもそういう物は高価でした。でギターではマーティンだったのです。結局はシンプルの中に人が物を作る精神が受け継がれている所に皆さん魅力を感じているのだと思います」 |