EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 立川談志
4月 毛利 衛
4月 藤井フミヤ
5月 安在尚人
5月 坂本徹也
5月 近藤 篤
6月 羽仁カンタ
6月 故・手塚治虫講演より
6月 上田壮一
7月 今井絵理子
7月 杉山清貴
8月 船越令子
8月 大野由紀恵
8月 小島あずさ
8月 大宮美智枝
9月 KONISHIKI
10月 西垣成雄
10月 疋田 智
10月 斎藤 誠
10月〜
11月
高樹沙耶
11月 上岡 裕
11月 渡邉英徳
11月 柴田政明
12月 大塚明夫
12月 安寿ミラ
12月 この1年を振り返って
1月 伊藤瞭介
1月 秋山 孝
2月 寺薗淳也
2月 藤子不二雄A
2月 つやまあきひこ
2月 丸田信之
3月 皆川孝徳
3月 大矢寛朗
3月 持丸和朗
10月19日ゲスト:斎藤誠さん

斎藤誠1 斎藤誠さんは1983年にデビューし、これまでに10枚のアルバムをリリース。その他にもギタリストとして、桑田佳祐さんのアルバムに参加したり、浜田省吾さんのプロデュースを手掛けるなど幅広い活動を続けられているミュージシャンです。
  手塚「まず9月にリリースしたデビュー20周年企画アルバム“WALTZ IN BLUE”についてお話下さい」斎藤「今回通算11枚目のアルバムなんですが、初めてのカヴァーアルバムで、全13曲の内12曲が僕を育ててくれた洋邦問わず良い曲達を自分のアレンジで、感謝の気持ちを込めてカヴァーしたアルバムです」手塚「私の好きな曲も入っていて嬉しかったです。このアルバムのコンセプトは色々な人や物に感謝の気持ちを送るとなっていますが、20周年ということで何かお気持ちがあったのですか?」斎藤「去年ぐらいに周りの人から“来年20周年だぞ”と言われていたんですが、僕はただ通過点ぐらいにしか思っていなかったんです。でもその珍しい1年を使って、支えてくれた色々な人に感謝出来れば越したことはないと思って...それプラス歌わせてくれている、この自然や地球にも感謝してリリースしました」

 手塚「この中にポール・マッカートニーの“My Love”が入っていますが、すごく思い入れがあるようですね...」斎藤「ポールと聞くだけでちょっと潤む(笑)ぐらいなんです。最初の来日コンサートの時に、ステージに向かって無意識に“ポールありがとう”と言っていたぐらい好きなんです。一番最初に音楽に出会ったのが彼だったし、ビートルズの4人の写真の中で彼だけが笑っていたし...それ以来彼に付いていこうと決めたので、今回カヴァー出来て本当に嬉しかったです」


斎藤誠2 手塚「今回のアルバムの売上げの一部を森林管理団体に寄付するということなんですが、きっかけと経緯をお教え下さい」斎藤「僕が使っている楽器、ギターは“木”で出来ています。その木の中に今まで家具などを作るために伐採しすぎて、特にブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)という木材が90年代始めからすごく高くなって手に入れづらくなったんです。それは絶滅寸前で、ワシントン条約で輸入出来ないんです。
  それで最近、管理された森林で製造された木材にラベリングしていくという制度が出来たんです。それを僕らが買うと森林保護に貢献しているということになるんです。そういうことを推進していく団体に僕が少しお手伝が出来れば、僕が使っているギターにも繋がっていくのではないかと思ったのでこのアルバムから少しですけれでも、寄付することにしたんです」手塚「このCDを買った人も森林を守るということになるんですね」斎藤「アルバムのジャケットや中の写真も、そういうことを意識して作りました」手塚「ジャケットのこの青空が良いですね。音楽って自然の中にとけ込んでこそあるべきだなと思っているんで...」斎藤「僕も最近そう思うようになったんです。3年ぐらい前に作詞に息詰まって、森に入り込んだんです。ちょうど嵐が行った後で山の様子が一変したんです。木々が息をしだしたような、色々な物を吸い込んで綺麗な物を出してくれたような。そこにボウッと佇んで、これが一番大事なんだと思いました。音楽を作ることだけではなく、自分がこれから生きて行くに当たって」

疋田智さん 高樹沙耶さん

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