手塚「まずこの“国際交流は子供の時から・アジアの会”の活動からお教えください」大宮「過去に日本と戦争のあった子供達を日本に呼んで、子供達はそういう先入観がありませんのでまっさらな気持ちで日本を直接見て、感じてもらうことで戦争をなくしていこうという趣旨で発足しました」手塚「具体的な子供達の年齢や、条件は?」大宮「私達が招待するということで資金の問題があります。ですから、8〜11歳の子供料金が効く年齢の子供を各国に10名選んでもらっています。その内の5名は親のいない子や、障害を持った子を含めることを条件にしています」手塚「受け入れる日本の家庭はどの様に選ばれるのでしょうか?」大宮「市の広報や新聞への掲載、スーパーの店頭ポスターなどで呼びかけています。条件は小学生のお子さんがいる家庭としています。それは子供同士の交流というものを目的としていますので」
手塚「この会は市民団体ですのでボランティアで成り立っているわけですよね。何名ぐらいのスタッフいらっしゃるのですか?」大宮「理事は十数名なんですが、運営は20名。うち半数は社会人、半数は学生が行っています」手塚「色々なイベントを行っていらっしゃいますが、今年も7月20日〜8月3日までの2週間“第12回 国際平和子供交流大会・イン・神奈川”というイベントを行いましたね。これの内容は?」大宮「小学校の体育館を借りて、日本の伝統的な文化的なもの。和太鼓ですとか、お祭りの歌や踊りなどを披露しました。また外国の子供達は、自国の伝統的な出し物を披露してもらいました。そして最後に全員で、歌や踊りなどゲームを行いました。またJリーガーとサッカーをしました」 |