EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 立川談志
4月 毛利 衛
4月 藤井フミヤ
5月 安在尚人
5月 坂本徹也
5月 近藤 篤
6月 羽仁カンタ
6月 故・手塚治虫講演より
6月 上田壮一
7月 今井絵理子
7月 杉山清貴
8月 船越令子
8月 大野由紀恵
8月 小島あずさ
8月 大宮美智枝
9月 KONISHIKI
10月 西垣成雄
10月 疋田 智
10月 斎藤 誠
10月〜
11月
高樹沙耶
11月 上岡 裕
11月 渡邉英徳
11月 柴田政明
12月 大塚明夫
12月 安寿ミラ
12月 この1年を振り返って
1月 伊藤瞭介
1月 秋山 孝
2月 寺薗淳也
2月 藤子不二雄A
2月 つやまあきひこ
2月 丸田信之
3月 皆川孝徳
3月 大矢寛朗
3月 持丸和朗
8月31日 ゲスト:国際交流は子供の時から・アジアの会
大宮美智枝さん

大宮美智枝1 手塚「まずこの“国際交流は子供の時から・アジアの会”の活動からお教えください」大宮「過去に日本と戦争のあった子供達を日本に呼んで、子供達はそういう先入観がありませんのでまっさらな気持ちで日本を直接見て、感じてもらうことで戦争をなくしていこうという趣旨で発足しました」手塚「具体的な子供達の年齢や、条件は?」大宮「私達が招待するということで資金の問題があります。ですから、8〜11歳の子供料金が効く年齢の子供を各国に10名選んでもらっています。その内の5名は親のいない子や、障害を持った子を含めることを条件にしています」手塚「受け入れる日本の家庭はどの様に選ばれるのでしょうか?」大宮「市の広報や新聞への掲載、スーパーの店頭ポスターなどで呼びかけています。条件は小学生のお子さんがいる家庭としています。それは子供同士の交流というものを目的としていますので」

 手塚「この会は市民団体ですのでボランティアで成り立っているわけですよね。何名ぐらいのスタッフいらっしゃるのですか?」大宮「理事は十数名なんですが、運営は20名。うち半数は社会人、半数は学生が行っています」手塚「色々なイベントを行っていらっしゃいますが、今年も7月20日〜8月3日までの2週間“第12回 国際平和子供交流大会・イン・神奈川”というイベントを行いましたね。これの内容は?」大宮「小学校の体育館を借りて、日本の伝統的な文化的なもの。和太鼓ですとか、お祭りの歌や踊りなどを披露しました。また外国の子供達は、自国の伝統的な出し物を披露してもらいました。そして最後に全員で、歌や踊りなどゲームを行いました。またJリーガーとサッカーをしました」


大宮美智枝2 手塚「子供達は初めての日本ということでとまどいがあると思いますが、いかがですか?」大宮「やはり言葉の壁というのがあり、それがストレスになっている子もいます。ただその他にも日本に来るまでに長い経路(例えば船)で来る子供もいますので、そのことでストレスになる子もいます。またこの会ではそういう子供達のケアも行っています」手塚「食事はやっぱり日本食ですか?」大宮「そうです。でもどこの国の子でもスパゲッティやハンバーガーというのは好きなので...」手塚「いわゆるお子さまメニューですね(笑)」大宮「そうですね。ただどこの国の子でも来た時というのは何を出して食べないのです。それはやっぱり一人でホームステイするので疑心暗鬼になってしまうからですね。それもコミュニケーションがとれて安心し出すと何でも食べるようになります」手塚「子供同士はどうですか?」大宮「日本の子はおしなべて親切で、一歩後ろにひいている感じですね。それに比べて外国の子はやっぱり自己主張が強いです。それが何日か経つと喧嘩したりして、対等になってお客さんではなくなるんです」

 手塚「“国際交流は子供の時から・アジアの会”からお願いがあるとのことですが?」大宮「私達の会はNPO法人で全くの非営利団体で、困窮しています。私達の活動には企業や個人の方の寄付で成り立っていますが、活動資金は年間約600万円ほどかかります。ですので寄付をお願いしたいのです。また子供達が日本各地色々な場所に到着しますので、その子供達の乗り換えのボランティア、そしてホストファミリーなどもお願いしたいのです。色々な形でより多くの方に関わって頂きたいと思っています」


小島あずささん KONISHIKIさん

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