手塚「この雑誌の中にサーファーやボディーボーダーの方のインタビュー記事が多いのですが、取材して感じることは?」船越「プロの方ばっかりなので大きな波などに乗っています。ですから自然の怖さを充分に知っている方達なんです。ですがそれ以上に自然の素晴らしさを知っていらっしゃるので、色々勉強になります。それを読者の方にも伝えていけたらなぁ〜と思っています」
手塚「船越さんのサーフィン歴は?」船越「12〜3年ぐらいです」手塚「今までに体験した自然の怖さは?」船越「海に入りますと、上からでは分からない急な流れがあるんです。ちゃんと自然のことを知らないで、遊びだけで海に入ってしまうと“わ〜もう死んじゃうかも”という瞬間がありますね」手塚「そういう時にこれでやめようかなと思ったことは?」船越「そう思うこともありますが、それと引き替えにすごいものを海から貰えるので、また海に入っていきますね」手塚「自然を楽しむ上で怖さを知っておかなければと、思いますか?」船越「海に限らず自然を相手にスポーツをされて方は、自然に対してプロフェッショナルにならなければいけないと思います。自然の怖さ、それにも勝る自然の素晴らしさを感じることが、環境保護に繋がると思います」
手塚「海の季節ですが、私達が簡単に出来るエコロジーを教えてください」船越「エコロジーは日常のちょっとしたことに気を遣うことから始まると思います。洗剤を環境によいもに替えてみるとか、ゴミの分別をしっかりやるとか...。タバコを吸われる方は携帯灰皿をもつですとか...。私の回りで流行っているのは、自分用の箸を持ち歩くことです。マイ箸といっているんですが、マイ箸とマイ水筒を持っている人が多いですね。それ以上に日々私が意識しているのが、町中を歩いていて落ちているゴミを拾う。自分が捨てたゴミ以外は自分のゴミではないというのではなく、そこに落ちているゴミ、地球に落ちてるゴミはみんなのゴミという意識をみんなが持って拾ってくれたらいいなと思ってます」
手塚「一緒にサーフィンをやっている若い人たちの意識はどうですか?」船越「サーフィンなどスポーツをやっている人たちはドンドン意識は高まってきています。ただ町中にいる若い人たちがもっと気付いてくれたらなと思います。ですからいかにしてそういう人たちに発信していくかというのがever
blueの今後の課題です」 |