坂本さんは2002年6月30日に続いてのご出演。
手塚「都心にいるペットにみられる病気というのはあるんですか?」坂本「やっぱり高層マンションなどで飼っているペットに関しては、ストレスなどが生じることがあると思います」手塚「土のないところで飼っているとペットはどうなりますか?」坂本「散歩をさせることで爪がすり減って...土となじむことで自然の感触を得るんです。そういうことで健康になっていくんです。生まれたときからフローリングの生活ですと股関節がおかしくなってくるということがあります。それとシックハウスという問題もあります」手塚「人にも問題になっていますね」坂本「やっぱり小動物にもアトピーや目がちかちかしたり、疲れやすかったりなどの症状が起きていると思うんです。でも動物はしゃべれませんから...。揮発性の物質というのは床にたまりやすいんです。ですから動物がよりたくさん吸っていると思われます」
手塚「最近汚れるからと、土の上を歩かせない飼い主さんを見かけますが、あれはどうなんでしょうね?」坂本「なるべく土の上で遊ばせてあげる方がいいんですが...最近東洋医学の先生によると、下から気が上がってくるとそして天からも気を得る。それで健康が保たれるということらしいです」
手塚「伝染病はないのですか?」坂本「昔はありましたが、今はいいワクチンがありますからそういうものはなくなりましたね。逆に高齢化に伴って成人病や生活習慣病が増えています。糖尿病や肥満による病気。当然腫瘍、ガンもありますね」手塚「これは食生活からくるんですか?」坂本「食べ物からというのが大きいと僕は思っています。ペットフードはカリカリのものが多いでしょ。もちろんあれは栄養のバランスを考えて作られているんですが、毎回毎回じゃ人間だって飽きてしまうでしょ。たまにはそのペットのための手作り食があってもいいと思います。一番悪いのは人間の食卓から同じものを与えるということでしょうね」 |