手塚「今年のアースデイのテーマは?」安在「アースデイ東京のテーマはやろう、動こう、地球人。平和・共生・持続。とにかく行動しましょうと言うことです。平和が入っているのはイラクの戦争がありましたから...」
手塚「各地で色々なフォーラムがありましたが、東京ではどのようなフォーラムがあったのですか?」安在「いくつか会場が分かれていまして、一番大きな会場、代々木公園ではいくつかの市民グループが、エコロジーショップなどのブース出展があったり、“都会で楽しむ自然遊び”と言って代々木公園の緑の中で自然体験やお話などをしました。原宿ではトークのイベントなども行いました」手塚「どのくらいの方がいらっしゃいましたか?」安在「これまでのアースデイの中で一番の人出でした。広報の力もあると思います。地下鉄などにポスターを貼って貰ったり...今年の特徴としては“渋谷フラワープロジェクト”というのがありました。これは渋谷の駅前にあるモヤイ像の回りに千株ぐらいの花を植えたんです。これは一人の女性が始めたことなんですが、ドンドン輪が広がっていって実現したんです」
手塚「今後の課題や展望についてお伺いしたいのですが」安在「東京でのイベントはかなり大きくなって、広まってきたとは思うのですが、もっと色々な人に知って貰いたいと思っています。今年の企画で、アースデイラブというコンサートが開かれたんです。そういうところからアースデイを知って貰うというのも手かなと思っています。またメディアにも手伝って貰って、例えば番組などを作って貰えたらなとも思っています」
手塚「安在さんがこうなればいいなと考えていることを教えてください」安在「アースデイのキャッチフレーズとして、“エブリデイ・アースデイ”というのがあるんです。4月22日だけでなく毎日地球のことをちょっとでも頭の中に置きながら生活する、そういう人が増えたらいいなと思います」 |