EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 立川談志
4月 毛利 衛
4月 藤井フミヤ
5月 安在尚人
5月 坂本徹也
5月 近藤 篤
6月 羽仁カンタ
6月 故・手塚治虫講演より
6月 上田壮一
7月 今井絵理子
7月 杉山清貴
8月 船越令子
8月 大野由紀恵
8月 小島あずさ
8月 大宮美智枝
9月 KONISHIKI
10月 西垣成雄
10月 疋田 智
10月 斎藤 誠
10月〜
11月
高樹沙耶
11月 上岡 裕
11月 渡邉英徳
11月 柴田政明
12月 大塚明夫
12月 安寿ミラ
12月 この1年を振り返って
1月 伊藤瞭介
1月 秋山 孝
2月 寺薗淳也
2月 藤子不二雄A
2月 つやまあきひこ
2月 丸田信之
3月 皆川孝徳
3月 大矢寛朗
3月 持丸和朗
6月29日ゲスト:Think The Earthプロジェクト・プロデューサー
上田壮一さん

上田壮一1 上田さんは“エコロジーとエコノミーの共存”をテーマに活動している、Think The Earthプロジェクトのプロデューサー。手塚とはこの団体の発足パーティから...
 手塚「そこによばれるきっかけになったのは手塚治虫のガラスの地球を救えだったんですよね」上田「このNPOの団体も地球のことを考えようということで立ち上げたのですが、その本に書かれている“将来、地球の外から地球を見る子供達が生まれてくる...”というところからもインスピレーションを受けたので...」手塚「Think The Earthプロジェクトのことを教えてください」上田「20世紀は経済活動に力を入れていましたが、それが実は環境に負荷を掛けていたということが分かりました。でも経済活動を辞めてしまうわけにはいきませんので、経済活動を行いながら、環境保護や世界平和を押し進めていこうという団体です。地球を思う時間やきっかけを企業やNPOの人たちと考えているということです」

 手塚「具体的な活動は?」上田「腕時計を作りました。これは腕時計の中に地球儀が入っているんです。それでいわゆる“時計回り”ではなく極から見た地球ということで、逆に回っています」手塚「これはそのまま“地球の外から地球を見る...”ということに繋がっていますね。これを企業が作ることで経済活動に繋がり、この時計を持つことで、地球を考えるきっかけになるということですね」手塚「それと“百年の愚行”という写真集も出されていますね」上田「これは20世紀の百年間、人類が環境や文明に対して行ってきた愚行を、100枚の写真選んで1冊にまとめました。この21世紀にこの中の写真の1枚でも2枚でも片づけて、22世紀を迎えられたら良いなと思っています」


上田壮一2 手塚「日本企業の環境問題の取り組みについては、どのようにお考えですか?」上田「まだまだと思う部分もありますが、10年ぐらい前から見るとものすごく変わってきたと思います」手塚「具体的にここはまだまだだなぁ〜と感じる部分は?」上田「“エコロジーとエコノミーの共存”と言っているエコノミーの部分です。会社は利益を追求するものですから。それに今の経済状態を考えても大変ですよね」

 手塚「今後の活動予定などをお教え下さい」上田「一つは環境問題とか、エコロジーという言葉を使わないで、プロジェクトが出来ないかと考えています。それで“次世代生活”という言い方にしてみようと思っています。エコデザインという言葉がありますが、これですと素材はエコな物にしなくてはいけないのではないかと思ってしまい、生産者や消費者にとって、何かマイナスなイメージになります。それを次世代と言うことであれば色々なことが出来ると思うんです。それを今始めようとしています。それと“一秒の世界”という本を出版します。これは今現在この一秒一秒に地球上では色々なことが起こっている、というのを具体例を出して紹介しています。“飲み屋で話せる地球の話”みたいな本です」


故・手塚治虫氏講演より 今井絵理子さん

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