ペットジャーナリストの坂本さん。手塚「ペットジャーナリストとはどういうお仕事なんですか?」坂本「ペットの流通や、お医者さん、愛護の問題などの情報を飼い主さんに発信する仕事です」手塚「捨てられるペットの数が増えているようなんですが、どのくらいの数字なんですか?」坂本「2000年の数字なんですが、内閣総理大臣官房管理室と厚生省が出している数字を併せて、犬が36万頭、猫が30万匹となっています」
手塚「ペットを飼いきれなくなる要因はどういうところにあるのですか?」坂本「色々言われているのは、飼っては見たけれど自分のイメージしていた生活ではなかった、ということと、子供にせがまれて飼っては見た物の、ペットが大きくなって面倒が見られなくなるということですね」手塚「私の近所の犬が真夜中に吠えるのですが、どう見ても何かのストレスだと思うんですが...」坂本「牧羊犬など(〜シープドッグと付く犬)は外に気配を感じたら本能的に吠えるんです。それが彼らの仕事ですから、集合住宅なり、都会の密集した住宅地でそういう犬を飼うというのは、考えなければいけませんね。この犬は問題行動があると言われますが、先天的に問題行動があるわけではなくて、人間が作り出してしまったものなんです。ですから、子供の時からしつけをしていくことが大事なんです。それが飼い主の義務だと思います」
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