放送内容
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4月 高西淳夫
4月 坂本美雨
5月 田崎真也
5月 市川右近
6月 西村幸祐
6月 ワールドカップにまつわる話
6月 矢沢永吉
6月 坂本徹也
7月 吉村作治
8月 中村征夫
8月 三輪茂雄
9月 菜の花プロジェクト
9月 寺門和夫
9月 小林一紀
10月 近藤 篤
10月 篠 健司
11月 増井光子
11月 馬場直子
12月 CWニコル
12月 セヴァン・スズキ
12月 この1年を振り返って
1月 小黒一三
1月 幸田シャーミン
2月 下城民夫
2月 三國清三
3月 矢口高雄
3月 鈴木基芳
湯川信矢
3月 筑紫みずえ
6月23日 ゲスト:矢沢永吉さん

 ゲストは、今年デビュー30周年を迎え、初のアコースティックライブツアーを目前に精力的な活動を続ける矢沢永吉さん。
 手塚さんは矢沢さんの音楽はもちろん、著書「成りあがり」「アーユー・ハッピー?」を読み、その熱い人間性に触れファンになったそうです。
  今回、いくつかのテーマについて興味深いお話をお聞きする事ができました。

 まずは、手塚治虫像について。矢沢「僕などが一言で語るのは恐れ多い偉大な方。例えば、自動ドアやエスカレーターなど、まだ一般の日本人が知り得ない時代にすでに漫画の中で描いていた、というその発想など、まさに宇宙人的。漫画で文化を造った人。“ドリーム”を感じる」

 次は、7月26日に発売されるリメイクシングル「鎖を引きちぎれ」について。
 矢沢「時代は巡る、ということ。詞の内容が作った当時と同じく、また今の時代を示していると思う。誰かが大きな声で叫んでよ、という気持ち」なのだそうです。

 そして、目前に迫る(7月4日スタート)初のアコースティックライブツアーについて。
  矢沢「自分も今は手探りの状態。ツアーを終えた時には恐らく賛否両論あるだろうが、とにかく今までに無かったものをやりたい、という気持ち。あとで、話題となって語られるようなものにしたい」と、並々ならぬ意気込みで語って下さいました。(詳しい日程等は、公式ページwww.yazawa.ne.jpをご参照下さい)

 最後に、日本の現状について。
 矢沢「普通の社会批判的な話はしたくないが、自分としては、一個人として自分に責任を持って行動しているつもり。みんな今の時代に不安で不満だろうが、なんだかんだ言って、みんなまだ「食えて」いる。フリーターが良い例。
  だけど、この出口の見えない中で大切だと思うのは、結局個人の倫理観なんだと思う。国は個人を守ってはくれない。やっぱり、自分のことは自分で」


 今回、お忙しい時間の中で貴重なお話をお伺い出来ました。波乱万丈の人生を送ってこられ、本当の強さや心の豊かさを身につけ、今52歳となった矢沢永吉さん。人間としての「ルール」を見つけた、そんな気がします。

矢沢永吉さんのホームページアドレスは、
http://www.yazawa.ne.jp/です。
ワールドカップにまつわる話 坂本徹也さん

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