手塚「セヴァンさんが地球環境や自然に対する意識を高めるきっかけについてお伺いします」セヴァン「9歳の時に家族とブラジルのアマゾンに旅をし熱帯雨林の中にあるカヤポ族の村に2週間滞在しました。それは私にとっては信じられない体験でした。彼らは何千年もそこで変わらない生活をしています。私が彼らから学んだ重要なことは、人間の生活は、地球の生態系システムと繋がっていると言うことです」手塚「9歳の時に環境子供組織“エコ”を作りましたが、こういう意識や活動を行う行動力を身につけたのなぜですか?」セヴァン「アマゾンにいたときに森林火災に遭遇しました。それが大変な問題として私の心に刻まれ、カナダに戻って友達と“エコ”を作るきっかけになりました」
手塚「セヴァンさんは1992年にリオデジャネイロ行われた地球環境サミットでのスピーチが話題になっています。そのスピーチを行う経緯などを教えてください」セヴァン「エコでの活動を通してサミットの存在を知りました。でもそこには子供の参加者が含まれていなかったのでおかしいと思い、エコこそが子供の代表としてふさわしいと思い、参加しました。いろいろなNGOのブースでスピーチをし、そして最後に各国首脳の前でスピーチをすることが出来たのです」
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