手塚「Slow
is beautifulを合い言葉に、環境共生方ライフスタイルの提案をなどを行っている市民団体ナマケモノ倶楽部。まずこの名前の由来からお教え下さい」馬場「動物のナマケモノの名前から取っているんですが、ナマケモノはあまり動きませんから、主食の木の上で食べ、排泄します。その排泄物が木の肥やしになります。と言う循環型の動物のうえに、縄張り争いもしません。そういう平和主義の動物でもあります。この弱肉強食の世界で、絶滅しないで生き残ってきたと言うことは、単なるのろまではないのではないか。そこに生きるヒントがあるのではないかと考え、この名前にしました」 手塚「ナマケモノ倶楽部はナマケモノの保護もしているんですよね?」馬場「動物の保護と言うよりは、ライフスタイルの見直しです」
手塚「合い言葉のSlow is beautifulはどういう事なのですか?」馬場「今はスピードアップの時代ですが、速くなることで見落としてきたことがあるのではないかと考えたんです。環境運動というのは、四角四面で動いてきたところがあると思うんです。例えば森を守ろうと言っても、普段の自分の生活はすごく忙しくて、環境に配慮出来ていなかったりします。そういったところで環境運動と実際の生活が切れてしまっていると思うんです。それで私達は環境運動と文化運動、そしてビジネスを繋げて多角的にやっていこうと考えたんです」
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