第28回
桃の節句!ひな祭りでモテ弁
2012.1.27 更新
by. 上田剛彦
桃の節句、ひな祭り。女の子が食べたいものを集めて弁当を…と思ったのですが、
女性が大好きな食材って何だろう?
まさかケーキとチョコで弁当を作るわけにはいかないし。
「困ったときは先人の智恵」。
そうそう、わが大阪が誇る江戸時代の作家井原西鶴は、
「とかく女の好むもの、芝居、浄瑠璃、芋たこなんきん」と
言ってましたっけ。
平成の女の子が好きなものは、「韓流、ジャニーズ、
チーズサーモンアボカド」(注:上田調べ)かな。
ということで今回は、ひな祭りの定番「ちらし寿司」にはサーモンとアボカドをのせて洋風に、おかずは芋とタコとカボチャ、そしてチーズを使って作ってみました。
寿司の具をもっと適当に散らしてもよかったのですが、ひな祭りらしく「菱型」にしてみると、春らしい華やかさがアップしますよ!
- 洋風ちらし寿司
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ちらし寿司は菱形に。手間はかかります(笑材料(2人分)ご飯 茶碗大1杯 鮭フレーク
(焼き鮭をほぐしてものでも)適量 ミニトマト 2〜3個 卵 1個 アボカド
(オリーブ油・しょう油と混ぜておく)1/3個 大葉 1枚 レモン汁 大さじ3 EVオリーブ油 大さじ1 砂糖(好みで) 小さじ1 白ワインビネガー(好みで) 小さじ1 - 1 炊いたご飯が温かいうちにレモン汁や砂糖、白ワインビネガー、白ゴマなどを混ぜ込み、
うちわであおぐなどして素早く熱を取る。仕上げにEVオリーブ油を入れてよく混ぜる。 - 2 1に具をのせてできあがり
* レモン汁にはすでに酸味や甘みがあるので、
砂糖やビネガーなどは基本的には入れなくても大丈夫。
- 1 炊いたご飯が温かいうちにレモン汁や砂糖、白ワインビネガー、白ゴマなどを混ぜ込み、
- サツマイモのチーズはさみ焼ききんつば風
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意外な食感、意外な風味です。材料(2人分)サツマイモ 1/2個 スライスチーズ 2枚 黒ゴマ 適量 小麦粉 大さじ2 白玉粉 小さじ1 - 1 サツマイモは6、7mm程度の輪切りにし、少量のバターで両面からしっかりと火を通す。
- 2 小麦粉と白玉粉を混ぜ、水で溶いておく。
- 3 サツマイモとほぼ同じサイズにスライスチーズを切りたっぷりと黒ゴマをのせ、
サツマイモでサンドする。 - 4 3を2をくぐらせて表面にしっかりと粉をつけ、フライパンで焼いて
表面をコーティングしてできあがり。
- タコのやわらか桜煮
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鍋に入れっぱなしで焦げ付きに注意!材料(2人分)タコ 200g 大根 1/8本 以下、出汁として
白だし
(水1/2カップで割っておく)
大さじ3
酒 1/2カップ みりん 大さじ2 砂糖 大さじ2 - 1 出汁の材料を混ぜ合わせ、さっと火を通す。
- 2 大根は厚切りにして面取りをし1/4サイズに切る。
- 3 タコは大きめに切って、さっと茹でて火を通す。
- 4 2と3を1に入れ、落し蓋をして弱火で水分が少なくなるまで1時間以上煮る。
- 5 箸でタコが切れそうになるほど柔らかくなったらできあがり。
* 剥いた大根の皮やシッポ、ヘタなどがあれば、すりおろしておいて煮汁に使うと、
大根のアミラーゼの効果でより柔らかくなりますよ!
- カボチャの二色しぼり
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半分ずつにするのが面倒なら混ぜてもOK。材料(2人分)カボチャ 1/4個 クリームチーズ 1個 マヨネーズ 少々 ドライフルーツ 少々 塩・しょう油 少々 - 1 カボチャは蒸して火を通し、緑の皮の部分と黄色の中身の部分に分ける。
- 2 緑の部分は常温で軟らかくしておいたクリームチーズとマヨネーズとよく混ぜる。
- 3 黄色の部分は細かく刻んだドライフルーツ、数滴のしょう油とよく混ぜる。
- 4 ラップなどに2と3を半口ずつのせ、絞って茶巾にする。