第36回
惚れ直させる行楽弁当
2012.3.27 更新
by. 上田剛彦
不思議なことに、アウトドアで炎の前にいる男性に女性は弱いようです。
何十万年前の先祖から続くDNAのせいなのか、火をおこすことができる
イコール食材を確保できるイコール女性を守ってくれる強さを持つ、
といったところでしょうか。
ちょっと荷物にはなりますが、行楽弁当も
ガスコンロを使ってその場で直火の調理をしてみると、
ファイアーパワーで女性のハートを
胃袋ごと掴めそうです。
もちろん、バーニャカウダやクスクスといった
地中海レシピに、よく冷えたスパークリングもあれば、
惚れ直してくれること間違いなし!かな?
- エスニック肉団子バーベキュー風
-
クミンの香りが食欲をそそります材料(2人分)豚ミンチ(または合挽き) 150g 玉ねぎ 1/4個 味噌 大さじ1 しょう油 大さじ1 クミンパウダー 小さじ1 こしょう 少々 ミニトマト 適量 ピーマン 適量 玉ねぎ 適量 - 1 豚肉とみじん切りにした玉ねぎをよく混ぜ、スパイスと調味料を加えて粘りが出るまでよく練る。
- 2 肉をミニトマト大くらいにし、オリーブ油少々を加えたお湯で火を通す。
* 浮き上がってきたらできあがり。 - 3 ミニトマトやピーマン、玉ねぎと共に金串に刺し、グリルまたは網で野菜に火を通す。
* 肉団子はすでに火が通ってるのでミニトマトが軽く焦げたくらいが香ばしくて美味しいですよ。
* 野菜は軽く塩を振って味をつけてどうぞ。
- バーニャカウダと温野菜
-
バーニャカウダソースはかなり日持ちします材料(2人分)にんにく 1/2個 牛乳 適量 アンチョビ(ペースト状にしたもの) 大さじ2 EXオリーブ油 適量 新じゃが 3個 ニンジン 1/2本 パプリカ 1/2個 - 1 皮を剥いたにんにくを小鍋に入れ、ひたひたになるまで牛乳を注ぎ、
焦がさないように水分が飛ぶまで煮詰める。
* にんにく片が大きい場合は半分または1/4にカットする。 - 2 にんにくをスプーンやフォークの背などでつぶし、ペースト状にし、
そこにアンチョビを加えて練る。 - 3 同じ量のEXオリーブ油を足し、温めながら混ぜ合わせてできあがり。
* 一口サイズに切った温野菜と合わせて。
- 1 皮を剥いたにんにくを小鍋に入れ、ひたひたになるまで牛乳を注ぎ、
- 野菜と明太子のクスクスサラダ
-
春から夏にかけて、
クスクスサラダは我が家の定番です材料(2人分)クスクス 適量 なす 1本 オクラ 3本 トマト(小) 4個 エリンギ 1本 玉ねぎ薄切り 1/8個 辛子明太子 1/2腹 ミント 少々 レモン 1/2個 EXオリーブ油 大さじ1 - 1 クスクスはオリーブ油を入れたお湯で戻す。
- 2 野菜は5〜6ミリの薄切りまたは一口サイズに切り、トマト以外はグリルで焼き目をつける。
- 3 中身を出した明太子とクスクスと野菜を混ぜ合わせ、レモンとオリーブ油で風味をつける。