第57回
秋野菜たっぷりでヘルシーにおもてなし!
2012.9.27 更新 by. 上田剛彦
秋はとにかく美味いものがいっぱいです。
海の幸も山の幸も旬を迎えて、僕たちの口に入るのを待ってます!
この時期のおもてなしはレシピ選びに困りません。
スーパーに行ってとにかく目の前の食材を手に取るだけ。煮ても焼いてもどんな調理法でも、素材の持つ力がゲストを喜ばせてくれます。
ということで、今月は手抜き…もとい、「簡単スピード」メニュー!
カットして火を通して、味をつけるだけで秋野菜をたっぷりと食べられます。調理のためにキッチンにこもらなくてもいいので、ゲストとのトークも弾みます。ホクホクとした温かい味わいの秋野菜は、辛口の日本酒もライトな赤ワインも合いますよ。飲みすぎ注意!
- 秋野菜ゴロゴロのグリル30分(肉漬け込み時間除く)
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あまりにも手軽すぎて、我が家は肉や野菜を
変えて週に1回は作ります材料(4人分)鶏もも肉 300グラム レンコン 1本 ニンジン 1本 じゃがいも 大1個 ネギ 1本 玉ネギ 1/2個 塩こうじ 大さじ3 オリーブ油 大さじ2 タイム 小さじ1 コショウ 少々 - 1 鶏もも肉は一口サイズに切り、塩こうじと一緒に袋に入れて揉む。
そのまま30分以上冷蔵庫で漬け込む。 - 2 レンコン、ニンジン、じゃがいも、玉ネギは皮を剥いて一口サイズに、ネギは3センチ幅に切る。
- 3 野菜にタイム、コショウで風味をつけ、オリーブ油をかけて全体が油に覆われるようにする。
- 4 鶏もも肉と3を混ぜ、耐熱容器に移し、グリルで20分。
* 今や常備調味料のひとつになった塩こうじ。
肉料理のときはちょっとの量でも肉に塗りこむと旨みがアップ。
* きのこなどももちろん同じように調理できますが、
水分が出てきて少しべたっとした感じになります。
* にんにくをおろして油に加えると、調理したあとの油がガーリックオイルに。
パンにつけて食べることもできます。
- 1 鶏もも肉は一口サイズに切り、塩こうじと一緒に袋に入れて揉む。
- カボチャのカレー風味サラダ15分
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甘いカボチャとカレーの風味は
子どもが好きな一品かも材料(4人分)カボチャ 1/8個 玉ねぎ 中1/2個 ベーコン 100グラム マヨネーズ 大3 カレー粉 大1 クミンパウダー 少々 - 1 カボチャはブロック状にカットして火が通りやすくする。
蒸して柔らかくしたら皮ごとマッシュする。 - 2 玉ネギをスライスし水にさらした後、水気をよく絞っておく。
- 3 ベーコンは1センチ幅くらいにカットして熱したフライパンへ。
表面をカリッとさせて、キッチンペーパーで油を軽く吸い取る。 - 4 マヨネーズとカレー粉、クミンパウダーをよく混ぜ、1・2・3と合わせて味を均一にする。
* カレー粉は辛味が強いものやスパイシーな風味のものまで多種多彩。
好みの使いやすいタイプを常備しておくと便利。
* 甘いカボチャとスパイスは意外に合います。
マッシュせずに、薄切りを焼いて火を通し、タレを和えても。
- 1 カボチャはブロック状にカットして火が通りやすくする。
- 蒸しなす15分
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蒸しあがったら時間との勝負。
少しでも早く食卓へ。
ふわふわの食感が楽しめます。材料(4人分)なす 2〜3本 白ネギ(白い部分) 10センチ しょう油 大2 ごま油 大1 酢 大さじ1 砂糖 小さじ1 - 1 ナスを蒸し器(もしくはスチーム機能のあるオーブンレンジ)で15分ほど蒸して火を通す。
- 2 白ネギをみじん切りにし、調味料と混ぜてタレを作る。
- 3 蒸しあがったナスを食べやすい大きさにカットして、タレをつけて食べる。
* 蒸したてのナスはとにかく熱いです。やけどにはくれぐれも注意!
* 湯気が立ったまま食卓に出すと、ナスのフワフワの食感が楽しめます。
* 熱いままタレにつけてマリネして、冷蔵庫で冷やしてから食卓に出しても。
* 白ネギの代わりに、しょうがのみじん切りやにんにくのおろしを加えても美味しいです。
柔らかな食感に香りをガツンと合わせるのがいいみたいです。